異常運転に対する耐力向上
ノンコンタクト構造とセルフラジエーション構造の採用により空運転やエアー巻き込み運転時の耐力が大幅に向上しました。
ノンコンタクト構造
従来のマグネットポンプと異なり、空運転やエアー巻込み運転時でもベアリングとリアスラストが接触しない構造になっています。
セルフラジエーション構造
インペラとマグネットキャンの固定部に設けられた熱拡散穴より、スピンドルとベアリング周辺の液を強制循環させることで、異常運転時に発生する摺動熱を効率良く拡散・放熱・冷却。樹脂の熱変形や溶融を防ぎます
優れた耐食性
接液部にはカーボン繊維強化ETFE(CFRETFE)・ファインセラミックス・カーボンなどの優れた耐食材料を使用しています。また取扱い液に合わせ、インペラサイズ・モーター出力を選択することが可能です。
安全性の向上
リアケーシングは応力を集中させない独特な形状にすることで、ポンプ耐圧とスピンドル支持部の機械強度を向上させています。また高温仕様にはFRP製のリアケーシングカバーを装着した二重構造を採用。ポンプ耐圧を向上させるとともに、万一リアケーシングが破損しても、即液洩れには至らないように安全性を追求した設計になっています。
堅牢な構造
ポンプ外装は強度の高いダクタイル鋳鉄でカバーされているため、化学プロセスのヘビーデューティー仕様にも十分対応可能です。