精密塗布を必要とするワークに対応するため、剛性・精度の高いJR3000シリーズと、マシンビジョンに最適なカメラ・レーザー変位計・ニードルアジャスタとを合わせ、1つのパッケージにしました。
かんたん設定
これまで煩雑だったカメラのキャリブレーションやセンサーの設定、ティーチングまでを、1つのPCソフトで誰でも簡単に行えるようにしました。
かんたん操作
PC画面は「プログラムエリア」「カメラ画像エリア」「基本操作エリア」「ロボット操作エリア」を一画面に集約した明瞭なインターフェースで、誰でも簡単に操作ができます。
3種類の補正機能による高精度塗布
カメラによるX,Y方向の位置補正
レーザー変位計によるZ方向の高さ補正
ニードルアジャスタによるノズル先端の位置ズレ補正
これら3種類の補正機能で常に安定した塗布を実現します。
※その他ロボットの主な特長についてはJR3000シリーズの製品情報をご覧ください。
PCソフト「JR C-Points II」カメラ搭載塗布仕様
キャリブレーションやセンサーの設定などの初期設定から、補正プログラムの作成やモニター映像での位置設定など、すべての設定がPCソフト上でできるカメラ搭載塗布仕様専用のソフトウェアです。
明瞭な画面構成
・プログラムエリア
ポイント別のプログラミングデータを表示。直接選択して、値を編集することも可能。
・基本操作エリア
プログラミングはアイコン選択方式で、誰でも簡単にプログラミングが可能。
・カメラ画像エリア
拡大したカメラ画像で精密な位置指定が可能。カメラ画像をクリックすると、その位置が画像の中心になるようにロボットが動作。
・ロボット操作エリア
カメラ画像を見ながらジョグ操作。
自動キャリブレーション
捨て打ちした跡をカメラで写すだけで自動キャリブレーションを行います。
(十字マークでニードル位置を合わせ、カメラで撮影する方法もあります。)
簡単ティーチング
ティーチングはJOG操作で移動し、カメラ画像で位置を合わせて作業内容のアイコンを選ぶだけ。誰でも簡単にプログラムできます。
アイコン
プログラム時によく使われる30種類以上の設定が大きなアイコンになっていて、位置補正も簡単にプログラムできます。