建築規制により、建物内の防火区画としての壁や天井には開口部を設けることができません。ただし、建物の用途によって必要な場合は例外的に認められます。
コンベアシステムが、防火・防煙の壁や天井で構成された建物の閉鎖部を貫通する場合、火災や故障に備えて、その開口部をコンベアシステムクロージャ(FAA)で閉鎖する必要があります。そのために、それぞれの用途に合わせた特別なソリューションを提供しています。
搬送システムの種類(ローラー、ベルト、チェーンなど)や、搬送システムが分離されていないか、防火扉の閉鎖領域に隙間があって分離されているかなどを考慮しなければなりません。承認されたホールドオープンシステム(ドア制御)に加えて、故障や火災の際に閉鎖領域が解放されるように制御システムが使用されます。
コンベアシステムの閉鎖装置は、高い要求事項のため、防火ドアとは大きく異なり、独自のガイドラインに基づいて試験が行われます。とりわけ、これらのガイドラインでは、最小耐火時間を90分(EI 90)と規定しています。
当社のコンベヤシステムクロージャーは、実績のある設計原理に基づいています。その結果、オペレータにとって次のような利点があります。
長い耐用年数を実現するために設計された、本質的に安定したスチール構造
コンポーネントの永続的な機能制御
消耗品の交換が迅速かつ低コスト
低いメンテナンスコスト
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