コールドブレイクシステムは、ペクチン酵素活性を部分的に不活性化する熱処理を行い、その結果、シネレシス(ゲルからの液体の抽出・排出)が促進されるシステムです。このシステムは、60~70℃の中温まで徐々に温度を上げるように特別に設計されています。ペクチン酵素が繊維に作用する時間が長くなるため、製品はプロセスを通して流動性を保つことができます。トマトジュースや粘度の低いソースを製造する場合は、酵素活性の不活性化が遅く、最終製品の粘度が低くなるコールドブレイク方式を選択する必要があります。
特徴・メリット
ユーザーフレンドリー
空気作動式蒸気制御弁付き温度調節器と指示計レコーダー
付属品:安全弁、自動蒸気トラップ、温度計、圧力計
最終製品に優れた風味と色彩を保持する
詳細
コールドブレイク法では、処理温度が70℃以下となるため、ペクチンが少なく、粘度が低く、シナリシスも高く、優れた有機的特性を持つ製品が得られる
コールドブレイクシステムの代表的なアプリケーションは、フルーツジュース/ピューレ、トマトスープ/ピューレ、野菜スープ/ピューレなどです
オプション&モデル
また、食物繊維を多く含むジュースには、コールドブレイクシステムと同様に、さらに低温で作動するスーパーコールドブレイクシステムもあります。
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