セミドライヘッド2本針本縫針送りソーイングシステム
縫い調整の「常識」が「感動」に変わる。
ミシンの歴史を変える次世代ソーイングシステム
生産に携わる全ての人に、デジタルソーイングシステムがスマートで新しい価値を提案します。
アクティブテンションを採用
左右独立したアクティブテンションの採用により、縫い品質が向上しました。
縫い速度に応じて、上糸張力を自動補正。速度変化による縫い品質が安定します。
下糸の残り量に応じて、上糸張力を自動補正。下糸減少時でも縫い品質が安定します。
下糸残量補正の使用時には、糸残り量がわずかになると交換サインでお知らせします。
アクティブ押え機構を採用
アクティブ押えにより、縫い速度に応じて押え圧力を補正することが可能です。
段部検知装置(G仕様のみ)
段部検知装置を標準装備。段部縫製での安定した縫いピッチ/糸締りを実現します。
縫製補正が段部乗り上げと段部上段階の各々で設定できますので、段部の目詰まり等が改善できます。
角縫い機能を向上(LH-4588Cのみ)
角縫い切り替えはレバー式で操作性を確保しながら半自動化に対応しました。
針幅/縫い角度の情報をパネルに入力することでオペレーターは角縫い開始時のレバー操作を行うだけですので、初心者の方でも生産性向上と安定した縫い品質が得られます。
さらに、角部内側の縫い目が浮いてしまう※1という問題も、アクティブテンションの補正機能※2により解消できます。
段取り換え時間の低減
釜容量は標準サイズと比較して、1.8倍の大釜を採用。糸交換の頻度が半減します。
ジーンズ・厚物に限らず、ファンデーション仕様にも、世界初となるこの大釜を展開しました。今まで以上に安定した縫い品質を提供します。
水平方向の送りをモーター制御化。縫いピッチの設定はパネルで行えます。
釜合わせ時間の短縮
針幅変更時などに行っていた釜合わせ時間が短縮します。
パネル操作による釜合わせモードや新規の釜軸台の採用により、針幅変更時の作業が大幅に低減しました。
釜の針受けをネジ方式にしましたので容易に調整ができます。
IoTを活用した縫製・ミシン管理
縫い調整データは市販されているAndroid端末との間で非接触で双方向データ通信ができます。
これにより、縫製ラインのミシンの一律設定や、状態の確認がすばやくでき、製品品質の安定化につながります。
操作パネルにはUSBポートが標準装備していますので、装置間のデータ管理やソフトのバージョンアップも容易にできます。
JUKI Smart APPにより様々な情報を送信・確認することが可能
アプリには、管理設定(端末登録)、ミシンデータ(縫製データ)、問題解決グラフの項目があります。
問題解決グラフでは、取得した各ミシンデータから生産高グラフ、稼働率グラフなどを作成しますので、現況確認や解析に活用できます。
ファンデーションテープ付けに大釜(1.8倍釜)を採用
糸消費量の多いブラジャーのテープ付け仕様に、1.8倍の大釜を採用しました。
ファンデーション用に大釜を使用するのは世界初で糸交換の頻度が約40%削減し、作業時間の短縮・オペレーターの負担が軽減します。
また、下糸残量補正と合わせて安定した縫い品質です。
オペレーターの疲労低減
LED 手元ライトは、これまでの調光に2 色(白色/電球色)での調色機能を追加しました。
長時間縫製作業を行う、オペレーターの目の疲れを軽減します。
パネルバックライトの自動OFF機能
設定時間経過後、パネルのバックライトをOFFにすることができます。(設定は1分~20分)
スリープモード(自動電源OFF機能)
操作をしない状態が一定時間経過すると、モータなどの動力電源をOFFにすることができます。(設定は1分~50分)
※パネルより設定ができます。