フラットベッド型両面飾り偏平縫いミシン
縫い品質を向上させる多くの機構を装備した新型偏平縫いミシンです。
新送り機構、送り前後調整機構、差動マイクロアジャスト機構など縫いに関する多くの機構を装備し、より縫い品質にこだわりました。また、新下糸巻き付き防止機構の標準装備などメンテナンス性の向上も図っています
U11基本仕様(ユニバーサルタイプ)
Tシャツの袖や裾のヘム縫い、スポーツウエア、ニット製品のカバーリング工程等に対応します。前カバーをカットしているので、針元に手を近づけることが可能となりカバーリング工程などの作業効率をアップできます。
JUKIのドライ技術が、縫製品を“油汚れ”から守ります
MF-7500Dシリーズは、MF-7500シリーズの優れた機能に油漏れの要因となる面部機構をドライ化。縫製品の油汚れを解消することで、染み抜き作業や縫い直し作業が大幅に減少し、仕上がり品質が向上します。
新送り機構による多種多様な
縫いの実現
外部からの送り軌跡調整を可能にしました。上下方向、水平方向の送り軌跡を変更でき、縫製素材の対応度がアップします。
送り前後機構
送り前後位置の調整を可能にした事により、ファンデーションなど伸びの大きな製品で発生するイサリやパッカリングなどの対応力がアップしました。
差動マイクロアジャスト機構
素材に応じた最適な差動量を微調整することが可能です。また、差動比は縫い目長さを変更しても一定となります。
微量押え上げ機構
伸びやすい素材や傷つきやすい素材などは、常時押えを浮かしぎみに縫うことで素材のズレやねじれ、傷が軽減され効果的です。
下糸巻き付き防止の改良を施し標準装備
糸切れ時、下糸カムに糸が巻きつく前に装置が作動し、下糸を切断する事で下糸カムへの糸巻き付きを防止します。
ゲージ部品は市場流通品がそのまま使用可能
市場で流通している部品(押え、針板、送り歯、針留)と共通化を図りましたので、部品の入手が容易となります。
糸切り装置付きミシン全てにダイレクトドライブモーターを装備
糸切り装置付きミシン全てでダイレクトドライブ方式を採用しました。立上りが速く、停止精度も高く、優れた応答性を発揮します。Vベルトが無く、ベルトの削りクズの解消にも有効です。ダイレクトにパワーを伝えられるので消費電力の低減にも役立ちます。(当社従来機比で29%削減しています)