高速電子本縫いボタン付けソーイングシステム
「縫製」「ミシン管理」を行う次世代ソーイングシステム。
NFC対応によるミシンデータ双方向通信機能を搭載。
最高2,700sti/minの高速化を実現。縫い始め・縫い終りの高速立ち上げ、立ち下げ、糸切り速度および自動押え上げ動作の高速化により、トータルサイクルタイムが短縮し生産性が向上しました。
ボタンフィーダーは、独自の水平強制送り機構によりボタンつまみ足に確実に供給します。新人オペレーターでも生地をセットしペダルを踏むだけで安定した縫い品質を実現します。
多彩な機能を操作コントロールパネル上のつまみ操作を行なう事で簡単に設定が可能です、又、トラブルに対応したアラームランプが点灯しトラブル対応が素早く行なえます。
IoTを活用した縫製・ミシン管理
縫製品に合わせたミシン調整データは、市販されているAndroid端末により非接触で双方向データ通信ができます。
これにより、縫製ラインのミシンが一律の設定や状態の確認が簡単にすばやくできるようになり、段取り替えが容易になります。
操作パネルにはUSBポートも標準装備していますので、装置間のデータ管理やソフトのバージョンアップも容易にできます。
縫い諸元が数値管理でき、「品質の安定」「段取り替え時間短縮」ができます。
数値化した縫製データはAndroid端末、USBメモリーなどで外部に取り出しが可能です。
※JUKI Smart APP は Android OSバージョン6.0推奨。
(バージョン5.0以上で動作確認済) 使用方法は、JUKIの販売店にお問い合わせください。
高い生産性
最高縫い速度2,700sti/min、縫い始め・縫い終りの高速立ち上げ、立ち下げ、糸切り速度および自動押え上げ動作の高速化により、トータルサイクルタイムを大幅に短縮します。
きれいな縫い目
上糸つかみ機構により、縫い始めの安定した糸の結節が得られます。(出荷時は動作禁止となっています。)
多様な縫いパターン
50種類の縫いパターンを標準装備し、簡単に切り換えができ、多様な縫いパターンに容易に対応できます。(LK-1903BNBは、40種類の縫パターンを標準装備)
従来機(LK-1903、1903A、1903AN)でご使用されていたデータ(EP-ROMのデータは変換して使用可能)は、LK-1903BNで縫製可能です。
縫い始め点の補正が可能
縫い始め点をX、Y方向に移動することができます。
押え形状に合わせて縫いパターンの位置を補正することができます。
油汚れを解消
先進のドライ化技術により、面部(針棒部・天秤部)を無給油化。製品の油汚れを解消します。
釜部にはオイルタンクからきれいな油のみを微量給油します。
環境に優しい省電力化
パルスモーターにエンコーダーを搭載することにより省電力化されます。
自動押え上げ機構
パルスモータ式自動押え上げ機構を標準装備、オペレーターの疲労を軽減します。
1段ストロークから、位置決めがしやすい2段ストロークにも切り換え可能です。2段ストロークは中間停止の高さを操作パネルから設定できます。
押え上昇量は、最大13mmまで可能です。
アクティブテンションを標準装備
【電子糸調子機構】
各種縫製条件(糸、布地、縫い速度など)に応じた上糸張力を操作パネル上で設定でき、そのデータを記憶・再現します。
縫い始め、縫い途中、縫い終り(止め縫い)各部の上糸張力を個別に設定できます。
操作パネルで1針ごとの上糸張力を設定できますので、縫い品質をさらに向上します。
LED手元ライト(全機種標準装備)
LED手元ライトは光量を5段階に調節でき、OFF設定も可能です。
オペレーターが作業し易い明るさに設定できますので作業効率が上がります。