セミドライヘッド・ポストベッド本縫総合送り水平大釜糸切ソーイングシステム
生産に携わる全ての人に、デジタルソーイングシステムがスマートで新しい価値を提案します。
縫い調整のデジタル化
糸調子・縫い目長さ・縫い速度・押え圧・交互上下量など 主要な縫い緒元をデジタル化。経験が必要な調整作業を スキルレスにするとともに一度作った縫い品質をいつ でも再現できます。段取り替えやメンテナンスの工数も 大幅に削減できます。パスワードによるロックも可能 なので、管理者以外による調整値の変更を防止します。
縫製条件を1画面表示
縫製条件は1画面に表示され、一目で確認できます。4.3インチカラータッチパネルを採用、グラフィカルで 直感的なユーザーインターフェースなので操作も簡単です。
アクティブ押え圧機構
押え圧をデジタル制御、数値で設定・管理できます。段部などで 押え圧を変更するには、段部検知による自動変更と手元スイッチ によるマニュアル操作があります。
段部検知機能
縫製中に段部を検知すると、変化に応じて予め登録した縫い調整値(縫い目長さ・上糸調子・押え圧・交互上下量)に自動で切り替えます。段部検知のしきい値は測定値を基に自動算出します。
針糸アクティブテンション
縫製物に応じた上糸張力をパネル上で設定できます。 設定データは記憶・呼出できるため再現性があり、経験の浅いオペレーター でも扱いやすく、製品品質の安定にも役立ちます。
便利な連続縫い機能
異なる縫製パターンを連続して縫う際、パターン切替順序を事前登録し縫製中に自動で切り替えられる機能(多角縫い・ サイクル縫い)や、異なる縫い目長さを連続的に組合わせてデザインステッチが作れるカスタムピッチ機能があります。
多彩な手元操作ユニット
縫製中に必要な操作は、手元の操作ユニットでワンタッチで行えます。
6連手元スイッチ
パターンや機能をワンタッチで切り替えできるスイッチです。任意に操作を割り当て できるワンタッチ切替スイッチのほか、自動返し縫いスイッチ、針落ち合わせスイッチ があります。
ジョグダイヤル
回すとプーリーが回ります。はずみ車まで腕を伸ばさず、針棒を上下させられます。 また押し込むと、半針補正スイッチになります。
タッチバックスイッチ
押すと直ちに逆送り(返し縫い)になり、離すとすぐに正送りに戻ります。
IoTを活用した縫製・ミシン管理
縫い調整データは市販されているAndroid端末との間で非接触で 双方向データ通信できます。これにより、縫製ラインのミシンの 一律の設定や、状態の確認がすばやくでき、製品品質の安定化に つながります。 操作パネルにはUSBポートも標準装備していますので、装置間の データ管理やソフトのバージョンアップも容易にできます。
※JUKI Smart APP は Android OS バージョン 6.0 推奨。(バージョン 5.0 以上で動作確認済) 使用方法は、JUKI の販売店にお問い合わせください。
広いフトコロサイズ
大物縫製・極厚縫製での作業性に優れています。
高トルクダイレクトドライブモーター搭載
厚物素材に対応した高トルクのダイレクトドライブモーターを 採用しました。 応答性に優れ、段部縫製時でも強い貫通力を発揮します。
縫いズレのない交互上下機構
素材が変化しても送り交互上下量のバランスが 一定になる機構を採用しています。 交 互 上 下 量は最 大 9 m mで 、段 部の乗り越えも スムーズです。
高い押え上昇量
自動押え上げによる押え上げ高さは20mmを 実現。高級ソファーなど、レザーと厚いスポンジを 縫い合わせる工程も楽に行えます。
下送り上下運動量が調節可能
下送り上下運動量の調整ができます。 厚地の縫製では上下運動量を増やして確実に送り、 薄地の縫製では上下運動量を減らすことで布のバタ つきを抑えるなど、素材に合わせた調整が可能です。