ジュニパーのAP43高性能 Wi-Fi 6(802.11ax)アクセスポイントは、特許取得済みの仮想Bluetooth® LE(vBLE)とIoT(モノのインターネット)の機能を統合することで、これまでになかったユーザーエクスペリエンスを実現します。
AP43シリーズは、Mist AIを採用したJuniper Mistクラウドアーキテクチャと連携して動作することで、すべての無線クライアントからほぼリアルタイムでメタデータを収集および分析します。これにより、予測提案と事前のトラブルシューティングとともに、問題の迅速な検出と根本原因の特定が可能になります。
AP43シリーズは、ダイナミックなVBLE16素子のアンテナ・アレイを搭載し、ユーザー・エンゲージメント、アセット・ビジビリティ、およびコンタクト・トレーシング・アプリケーションなど、業界で最も正確で拡張性の高い位置情報サービスを提供します。これは、バッテリー駆動のBLEビーコンと人手による調整の必要なく実現できます。AP43シリーズでは、アナログ/デジタルデバイスを制御できるIoTセンサーとインターフェイスポートの統合により、会議室の予約、ドアのロック、カメラ制御など、ロケーションベースの高度な使用事例にも対応できます。
特長とメリット
ハイパフォーマンスWi-Fiアクセス
AP43シリーズアクセスポイントは、5GHz帯域で2400 Mbps、2.4GHz帯域で1148Mbpsの最大データレートでトライラジオ4x4802.11axをサポートします。
第3の無線は、ネットワーク、位置情報、セキュリティセンサー、合成試験クライアント無線、スペクトラムモニターとして機能します。
AI for AX™
802.11ax(Wi-Fi 6)によって導入される新機能を使用して、ジュニパーは業界をリードするAIプラットフォームを適用し、AI for AX™ 機能を用いて、これらの機能の自動化と最適化を行います。
自動RF最適化
RRM(無線リソース管理)が、専用のセンサー無線を用いてWi-Fiと外部の干渉源を考慮しながら、チャネルと電源の動的な割り当てを自動化します。
かつてないインサイトとアクション
専用のデュアル帯域の無線が、特許出願中のPACE(プロアクティブ分析と相関エンジン)のデータを収集します。
IoTデバイスのバッテリー効率の改善
802.11ax TWT(ターゲットウェイクタイム)機能とBluetooth 5.0を組み込むことにより、ネットワークに導入する新しいIoTデバイスのバッテリー寿命を延ばすことができます。
ダイナミックパケットキャプチャ
重大な問題が検出されると、Juniper Mistプラットフォームがパケットを自動的にキャプチャして、クラウドにストリーミングします。
労力のかからないクラウドベースの設定と更新
AP43シリーズは、自動的にJuniper Mistクラウドに接続し、その設定をダウンロードして、適切なネットワークに接続します。
Premium Analytics
ジュニパーのMist Wi-Fi Assurance、ユーザーエンゲージメントおよびアセットの可視化の各サービスには、最大30日分のデータを分析する基本的な解析機能が含まれており、企業全体のデータならびに解析結果からネットワークに関する知見を抽出するプロセスを簡素化し、サポートリソースを適切に配置したり、強化されたプレミアムサービスを導入したりすることができます。