ケーザーの定評のあるSECOTEC冷凍式ドライヤー(図はTEおよびTF(*)シリーズ)は、産業品質を備え、安定した圧力下露点性能、抜群の信頼性と低い総ライフサイクルコストを実現するため、長期にわたって高い評価を受けてきました。
革新的なSECOPACK LSの潜熱蓄熱交換器システムとシグマ・コントロール・スマートコントローラーと併せて次世代型最新ドライヤーを使用すると、エネルギー効率、コンパクト設計および使いやすさの面で新たな基準を設定します。
耐腐食性の空気配管とアルミニウム製の熱交換器を採用して最高の耐久性を実現(コンデンサーとSECOPACK LS)
標準装備のModbus TCP通信モジュールでSIGMA NETWORK(TDシリーズオプション)に統合可能
メリット
エネルギー節約:
TD、TEおよびTF(*)シリーズ冷凍式ドライヤーには、非常に低いエネルギー要件を満たしています。省エネ制御により、余分な冷却能力は、部分荷重運転中に一時的に蓄積され、その後、追加のエネルギー消費を必要とすることなく乾燥に使用することができます。SECOPACK LS熱交換器システムのすばやい反応により、安定した圧力下露点を常に実現することができます。
直観的操作:
シグマ・コントロール・スマート電子コントローラーは容易に、直観的に操作できます。メッセージメモリー、部品ごとの運転時間計およびメンテナンス周期計が装備され、運転データの効率的な監視と分析が可能です。無電圧接続端子とModbus TCP通信モジュール(TDシリーズオプション)を使えば、SIGMA AIR MANAGER 4.0などのマスターコントローラーと迅速かつ容易にネットワークを構築できます。
最適化されたコンパクト設計:
革新的なSECOPACK LS熱交換器システムの蓄熱部には、相変化物質が使用されています。その非常に高い蓄熱密度により、従来の蓄熱媒体と同じ容量を達成するのに必要な蓄熱媒体を98 %削減できます。蓄熱媒体の容量に余裕があるため、圧力下露点を一定に維持し、設置スペースを大幅に削減できます。フロー経路を最適化したため、圧力損失を最低限に抑え、SECOTECドライヤーの効率を改善しました。