このタイプのシステムは、直径15 mmから130 mmまでの棒鋼の迅速な試験に使用されます。棒鋼は試験機内を直線的に搬送されます(最高2 m/s)。
シンプルでコンパクトな機構により、すべてのプローブホルダーを同時に調整できるため、交換時間が非常に短くなります(約5分)。プローブは、摩耗することなくウォータージェット(スクイーター)を介して結合されます。避けられないバーの機械的真直度公差(通常1mm/m~2mm/m)は、プローブホルダーのスプリング式サスペンションによって補正されます。したがって、このタイプのシステムは黒皮付き棒鋼の検査に最適です。従来の検査システムには、3~15個のプローブが用意されています。
フェーズドアレイ方式のECHOGRAPH-STPS-PAUTでは、5つのプローブで棒鋼の体積を100%検査できます。プローブは、それぞれ最大20ショットのオーバーラップセクタースキャンを行います。最大120の並列検査チャンネルが使用されます。
主な特長
- 直径15 mm~130 mmの棒材を迅速に検査
- 棒鋼のリニア搬送(最大2 m/s)
- 3~15個のプローブ
- ウォータージェット(スクイーター)によるカップリング
- 高速交換
- プローブホルダーのスプリングサスペンションによる真直度公差の補正
- 短い未試験端
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