ECHOGRAPH 1170 Basicは、モジュール式の超音波エレクトロニクスユニットで、4HU 10″モジュールラックに収納されています。モジュールラックにはマスターモジュールと最大3つの超音波モジュールを搭載できます。
各超音波モジュールには、TRまたはシングルエレメントプローブ用の、個別に独立して設定可能な4つのマルチプレックスチャンネルが含まれています。最大パルス繰り返し周波数8 kHzは、モジュール内の4つのチャンネルに任意に分配でき、その結果、平均最大パルス繰り返し周波数は2 kHzになります。
各モジュールの4チャンネルのうち1チャンネルが同時に測定を行うことができます。複数のモジュールを使用する場合は、チャンネルの並列動作も可能です。マスターモジュールは個々の超音波チャンネルからデータを受信し、設定し、クロックプログラムを制御します。
オプションのソフトウェアツールECHOVIEWにより、機能指向の評価が可能です(ルーチンテスト、ストリップチャート、Cスキャン)。
主な機能
- ラックあたり最大12チャンネルのモジュラー構成
- 類似の4チャンネルモジュールによりスペアパーツの在庫が容易
- 3つのオーバーラップゲート
- 2つのトリガーゲートによるエントリーエコーとバックウォールエコーの同時測定、またはフレキシブルなBE-BE肉厚測定
- 測定範囲最大5m
- マルチプレックスおよびパラレル動作が可能
- アナログおよびデジタル深度補正(TCG)-トリガーも可能
- 高分解能時間測定:0.01mm以上の分解能での肉厚測定
- 使いやすいサイクルプログラム
- PC内蔵の完全ソリューション(オプション)
---