フェーズドアレイ技術に基づくスキャンマスターUT/Xによるスポット溶接の検査では、溶接レンズの直径、溶接面積、レンズの残留肉厚を直接測定することができます。さらに、全要素の個々のAスキャンの統計的評価アルゴリズムが使用されます。
エレメントをマトリックス状に配置することで、直径9 mmまでの溶接スポットを1つのプローブで完全に検査することができます。部品の形状によりPAプローブが大きすぎる場合は、必要に応じて従来のプローブも検査計画に含めることができます。この場合、従来の評価アルゴリズムが再び使用されます。
PAプローブは、フレキシブルなウォーターディレイパスでも固定されたリジッドディレイパスでも使用できるため、溶接部の形状に適合させることができます。
主な特長
- MANTIS装置をベースとした統合PAシステム
- 自動ゴー/ノーゴー判定とスポット溶接品質の分類
- 1つのフェーズドアレイプローブで、すべてのスポット径(最大9 mm)に対応
- テストセットアップ、Cスキャン、Aスキャンは事実上無制限に保存可能
- 実績のある評価アルゴリズムを使用
- 2、3、4プレートの組み合わせに対応
- データ交換のためのネットワーク接続(SpotWeld Connect)
- 外部データ管理(UltraSPIS)
- テストレポートの作成
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