スポット溶接検査装置UT/MATEは、1990年代に自動車産業との密接な協力のもとに開発され、以来継続的に改良されてきました。当時まだ頻繁に使用されていたスポット溶接の品質を評価するための破壊的方法は、超音波に基づく非破壊検査技術によって補完され、継続的に取って代わられました。
UT/MATE Spot Weld Inspectorによるスポット溶接検査は、定義された音響ビーム径と検査対象の溶接レンズとの比較に基づいています。この方法を使用することで、検査時間が短縮され、材料に優しい方法で動作し、溶接プロセスに関する迅速なフィードバックが得られます。洗練された評価アルゴリズムが評価中の検査員をサポートし、データベースに保存された試験結果は広範な統計分析を可能にします。
主な特長
- PCの有無にかかわらず利用可能
- オペレーティングシステムWindows 7およびWindows 10(32/64ビット)との統合
- 自動Go/No-Go判定
- スポット溶接の品質を自動分類
- プローブの正しい位置をリアルタイムで検査員にフィードバック
- 音場寸法を定義したプローブ
- 幅広いプローブ径に対応
- 試験セットアップとAスキャンは実質無制限に保存可能
- 中間ピークの識別
- 2枚、3枚、4枚のプレートの組み合わせに対応
- 音速計算機能
- 自動スケジューリングアシスタントによるバックアップ機能
- 検査計画のローカル変更を追加するマージ機能
- データ交換用ネットワーク接続 (SpotWeld Connect)
- 外部データ管理(UltraSPIS)
- 検査レポートの作成
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