防爆Eコントローラは川崎重工の中・大型の防爆塗装ロボット用のコントローラです。
設置面積を小さくすることで、高密度配置を可能にしました。
追加アンプを搭載することにより、ワーク搬送装置やギヤポンプ等の制御が可能です。
従来コントローラと比べても体積も大幅に小さくなりました。
中・大型の防爆塗装ロボット用:E25(日本・アジア) / E35(米州)/E45(欧州)
小型防爆塗装ロボット用:E27(日本・アジア) / E37(米州)/E47(欧州)
防爆ティーチペンダント
大型タッチパネル付きカラー液晶の防爆化により、防爆領域内でのティーチング、編集作業、現位置/IO信号等各種情報のモニタ、ユーザーカスタマイズ可能なインターフェースパネル等多彩な使い方ができるようになりました。また、バックライトも付いており、暗い場所でも画面が鮮明です。
快適な操作系
従来操作系を熟成し、更に使いやすい操作系を完成しました。ティーチペンダントから、モータ電源の投入やサイクルスタートを実行でき、より便利になりました。各種モニタでは、2種類の情報を組み合わせて表示が行なえます。(位置情報と信号情報など)
最新技術を採用
最新CPUの採用により、より緻密な軌跡制御、より高速なプログラム実行、より快適なセーブ/ロードなどを実現しました。メモリ容量の拡大により、記憶できるプログラム容量を大幅に増やせます。標準の外部記憶デバイスとして、USBメモリが使用可能です。
メンテナンス性が向上
ユニット化、省配線化のコンセプトはそのままに、コンパクトでありながら高いメンテナンス性を実現したコントローラに仕上がりました。自己診断を行なうDIAG機能や、従来のハードウェア不良だけではなく、適用別のエラーにも対応した保全支援機能、遠隔診断を実現するWebサーバなどメンテナンス機能の充実を図りました。
高い拡張性
追加アンプを搭載することにより、ワーク搬送装置(トンボ、シャトル、ターンテーブル等)、走行装置、ギヤポンプ等追加で3軸までの外部軸に対応できます。周辺機器制御として、数多くのフィールドバスに対応しており、ティーチペンダントからのプログラム編集可能なソフトウェアシーケンサ機能(KLogic)と組み合わせることにより、高度なシステムが簡単に構築できます。