産業用途に適したタッチ操作
シングルタッチパネルは、アナログ抵抗型タッチスクリーン上で、これまでに確立された従来の操作方法を用いて各種の産業機械や周辺機器を操作することに的を絞った製品です。プラスチック分野向けには、オプションとなる特殊バージョンも用意しております。
シングルタッチパネルシリーズ製品群は、オプションのキーボードを備えたタッチスクリーンモニターソリューションとして設計され、横型では7インチから15.1インチ、縦型では15インチのスケーラブルなポートフォリオで提供されます。ビジュアリゼーションは、上位コントロールCPUで一元的に実行されます。堅牢さと業界で実証済みのテクノロジーを組み合わせた、費用対効果の高い設計です。
OP 420 - 最新の設計によるコンパクトなエントリーレベルデバイス
OP 420は、産業向けシングルタッチ操作パネルの下位レンジ製品を包括した製品です。7インチのワイドスクリーンディスプレイを備えた操作デバイスは、モバイル型のKeTop T70の固定型バージョンで、縦型または横型のどちらでも設置できます。OP 420は、安定性の高い鋳造のハウジングによる魅力的なデザインとコンパクトな構造となっており、小型の機械や周辺機器との使用を考えて設計されています。
考え抜かれたコンセプト
パネルはモニターソリューションとして設計されているので、ビジュアリゼーションはコントローラーで一元的に実行されます。これにより、制御システムへのシンプルで費用対効果の高い接続方法となります。グラフィックスデータと操作データに対して、1本のケーブルのみ必要です。コントローラーを起動後、起動データがディスプレイに直接出力されると同時に、すぐに診断を行えます。
RFIDモジュール
チップカードを介した非接触型のユーザー認識は、オプションのRFIDモジュールで実装できます。このモジュールはパネルに直接接続でき、プラスチック産業向けのEUROMAP 65との互換性を含め、KeView Styleユーザー管理とシームレスに統合されます。
拡張可能な機能
パネルは16のデジタル入力を標準装備しているため、追加のスイッチやライトをパネルに直接配線できます。これらの入力でも足りない場合は、モジュールを介して追加のデジタル入力または出力でパネルを拡張可能です。さらに、プリンター、マウス、キーボードなどの周辺機器用に、パネルのくぼみに組み込めるUSBフィードスルーも用意しております。
洗練されたマウントデバイス
新しく開発されたKEBAマウントデバイスを利用すれば、シンプルかつ費用対効果の高い方法でパネルをしっかりと固定できます。追加の特殊工具は必要ありません。また、組立時に部品を紛失することがない点でも扱いやすくなっています。パネルは、産業アプリケーション向けに保護等級IP65に準拠しています。