高性能DMMを搭載した3706A型システム・スイッチは、高さ2Uのコンパクトな筐体を採用し、プラグイン・カード用の6つのスロットを備えているため、中規模から大規模なチャンネル数が求められる用途に適しています。 メインフレームには最大576個の2線式マルチプレクサ・チャンネルを装備して、超高密度環境およびチャンネル当たりのコスト削減を実現できます。 この統合型スイッチ/測定ソリューションは、ベンチトップ型とラック型のいずれにも対応しています。
特長 : 利点
- 4種類の構成オプションを利用可能 : DMMの有無、前面パネル・ディスプレイやキーパッドの有無など、各用途で最低限必要となる機能を購入できます。
- 組み込みのテスト・スクリプト・プロセッサ(TSP®) : 機器自体にテスト・スクリプトを組み込んでPCコントローラと機器間の通信の遅延を防止することによって、テスト・スループットを大幅に改善できます。
- TSP-Link®マスタ/スレーブ接続 : メインフレーム間のシステム拡張が容易です。また、2600Bシリーズ・ソースメータなど、他のTSP-Link対応機器に接続できます。
- オプションの7.5桁DMMをメインフレームのアナログ・バックプレーンに接続可能 : 各カード・チャンネルからマルチメータまでの高品質信号パスが保証されます。
- Webインタフェースを内蔵 : 測定結果を迅速かつ簡単に制御および解析できます。
- 3.5桁の分解能でメモリに対して1秒当たり14,000個以上の読み値を実現するDMM(オプション) : 高スループットのコンポーネント・テストに対応しています。
- 前面パネルのUSB 2.0デバイス・ポート : 読み値、システム構成、およびテスト・スクリプトを簡単に転送して、メモリ・スティックに保存できます。
- LXI/Ethernet、GPIB、USBインタフェースを内蔵 : テスト・システム内の他の機器と簡単に接続できます。
- 14個のプログラマブル・デジタルI/Oライン : コンポーネント・ハンドラや他の機器などの外部デバイスを簡単に制御できます。