2281S-20-6型ダイナミック・バッテリ・シミュレータは、バッテリ・モデルを使用して、さまざまな充電状態におけるバッテリの応答をエミュレートできます。 モデルは、バッテリが電力を供給する製品の平均消費電流に基づいており、バッテリ寿命の推定に使用できるほか、異なる充電状態における製品の性能も解析できます。
製品のバッテリ動作時間の推測
2281S-20-6型でバッテリ・モデルを使用し、製品に電力を供給することで、製品の動作時間を検証できます。
特長
• 充電状態の関数として使用される、オープン回路電圧と内部抵抗を含む101ポイントのモデル
• 製品の平均消費電流に基づいたモデルの作成が可能
バッテリ放電過程のどのような段階でもすばやく、再現可能なテストが可能
バッテリ・シミュレータをプログラムすることで、完全に放電される直前の状態など、あらゆるバッテリ充電状態を再現できるため、低バッテリ状態における製品の動作確認や、低バッテリによるシャットオフ電圧の検証などが行えます。
特長
• オープン回路電圧(Voc)をプログラムする場合は、他のすべてのモデル・パラメータはオープン回路電圧設定に対応して変化
• または、充電状態(SOC)をプログラムする場合は、他のすべてのモデル・パラメータはSOC設定に対応して変化
バッテリの状態が刻々と表示される独自のGUI
オープン回路電圧、内部抵抗、残り容量、SOCなど、バッテリ・モデルの主要パラメータが表示されます。
特長
• 右側のバッテリ・アイコンにオープン回路電圧、測定された端子電圧、負荷電流を表示
• 左側のバッテリ・アイコンには、SOC、残り容量(アンペア・アワー)、内部抵抗を表示