速い冷却速度と低温の要求を満たすために、従来のサーモスタット冷却から液体ガス冷却に切り替える必要がある場合があります。KGW-ISOTHERMは、この用途のために新しいKALTGASアプリケーションを開発しました。ここでは、極低温窒素ガスを使用して試験チャンバーを冷却し、低温への急速冷却を可能にしています。この冷ガスシステムは非常にコンパクトで、ガラス製または金属製の異なるチャンバーをガス出口ノズルに直接接続するためのフランジ接続を備えています。
KALTGASは、液体窒素の低温を冷媒とする温度制御システムです。液体窒素は極低温タンク内でヒーター(ジェット)により気化されます。これにより、一定の極低温ガスフローが発生します。セーフティコントローラー(SC5)でヒーター(ジェット)を変化させることにより、冷却能力とガス流量の両方を変化させることができ、また、ジェットパワーを変化させることにより、LN2消費量を最小限に抑えることができます。極低温ガス流は、真空断熱された金属パイプを通って熱交換器(ヒーター)に送られます。熱交換器には、低温ガス流を所望の温度まで加熱する役目がある。つまり、ガス出口ノズルの出口では、あらかじめ決められた温度のガス流が冷却材として利用できる。
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