PBZシリーズは、出力端子を変更することなく、0を通過する+極性と-極性を連続的に変化させることができるバイポーラタイプのDC安定化電源です。
PBZは「スイッチング+リニア」システムを採用することで、大幅な軽量化だけでなく、高速・低ノイズ動作を実現できます。 動作は4つの象限をカバーするので、電力供給(ソース)と吸収(シンク)の両方が可能です。 PBZは、誘導性負荷または容量性負荷を駆動することもできます。 また、波形やシーケンスの作成を可能にする信号発生器機能を搭載しています。 PBZは、電圧変動テストに必要な同期動作も可能で、マスター/スレーブ並列動作により、大電流アプリケーション向けに拡張することもできます。
定格の6倍のピーク電流出力(PBZ20-20A)
PBZ20-20Aは、CVモードで電流応答が1msに設定されている場合、定格の6倍までの短期間のピーク電流を生成することができます。 その他の応答設定により、電流制限が有効になり、オペレータは6倍のピーク電流出力なしでデバイスを安全に使用できます。 電流応答を1msに設定すると、PBZ20-20Aは自動的に応答速度を低下させ、電流制限を非アクティブにしながらピーク電流出力を可能にします。 つまり、短期間のピーク電流が出力されないときは常に電流機能がアクティブになり、CCモードでは電流応答に影響しません。 短期ピーク電流出力は、バイポーラ・モードとユニポーラ・モードの両方で使用できます。
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