内輪なしと内輪ありのニードルベアリングは、シンプルな空間構造で高荷重に対応するローラーベアリングです。固定保持器内の軸に均等に案内される針状ころは、公差直径2 µmで作られています。リブ付き外輪と針状ころ付き保持器が構造ユニットを形成します。
内輪なしのリブ付きニードルベアリングは、以下の設計で供給されます:NK、NKS、RNA 49、RNA 69
内輪なしニードルベアリングは、シャフト上の軌道面を硬化または研磨することにより、配置問題を最適に解決することができます。内輪付き軸受に比べ、内輪の公差がなくなるため、強化シャフトの製造が可能となり、軸受の動作精度が向上します。未組立時のシェルサークルはF6の公差範囲にあります。シェルサークルは、針状ころがクリアランスなしで外輪の軌道面に接触したときにできる内接円です。潤滑の為に軸受けに潤滑の溝および開始があります、これは軸受け NK F の≤ 10 mm のために適用しません。
寸法表によって与えられる針軸受けの境界次元は ISO 1206 の国際的な次元の計画に対応します。
基本設計の針状ころ軸受の指定は、寸法表に記載されています。
針状ころ軸受は、通常の公差クラスP0(P0の記号は付いていません)で製造されます。高精度を要求する特別な配置のために、許容 P6 のより高いクラスの軸受けは供給されます。
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