この歪センサは、堅牢で加工機の可動部または非可動部に設置し、動的および準静的な力の測定に最適です。力を測定するため、加工機や構成部品の表面にセンサを設置し、その部位に掛かる力に比例する歪を測定します。
• 圧縮力・引張力とも幅広い測定範囲
• 高感度で小さな歪も測定可能
• 過負荷での壊れ難い
• 堅牢で工業用途に最適(IP67)
• ねじ1本で簡単に設置が可能
測定部分の歪はセンサの底面に設けられた2箇所の接触部を介して伝達されます。センサケース自体は弾性変形し、歪を水晶圧電素子に伝えます。水晶圧電素子は歪量に比例した電荷Q〔Pc〕を発生させます。水晶圧電式は歪ゲージ式と比較して感度が高く、過負荷に強い特長を持っています。また、寿命が長く、繰り返し安定性に優れた測定が行えます。測定された信号は相対値として使用することができます。絶対値(N、kN)として使用する場合には、既知の荷重によりセンサを校正する必要があります。