バイナリーHPGポンプと3Dダイオードアレイ検出器を搭載したULDCシステムAZURA 862
ULDC(超低分散クロマトグラフィー)システムの提案
新しいULDC(ultra low dispersion chromatography)システムは、余分なカラム容量を最小限にして、ピーク分散を最小限にするために不可欠な膨大な要件を満たしています。
注入・流路・検出部の最適化により、超低分散量を実現
従来のメソッド(グラジエントも含む)を何の調整もなしにそのままULDCシステムに移行可能
シャープな初期溶出ピークにより、感度と分離能が向上
溶離液の供給
HPG構成のポンプP6.1Lには、溶媒選択バルブが搭載されており、最大4種類の溶媒をシステムにセットし、そのうち2種類を同時にブレンドすることができます。また、脱気装置が内蔵されており、システム内の気泡を防ぐことができます。P6.1Lにはミキシングチャンバーが付属しており、用途に応じて大容量に変更することができます。
サンプル注入
オートサンプラー6.1Lは、0.1~5000µlのサンプルを注入することができ、大きな柔軟性を持っています。標準的なバイアルや2枚のマイクロタイタープレートを使用することで、最大768サンプルまたは108バイアルのサンプルを注入することができます。
カラム恒温装置
カラムサーモスタットCT 2.1は、室温以上および室温以下でのカラムの恒温化に適しています。マイクロプロセッサーで制御されたペルチェ素子を使用し、正確な温度設定が可能です。
クロマトグラフィーデータシステム
KNAUER ClarityChrom®は、装置の制御、データ収集、データ処理のためのパワフルで使いやすいクロマトグラフィーソフトウェアです。FDA 21 CFR Part 11に準拠しながらも、他の複雑なクロマトグラフィーソフトウェアに比べて経済的なソリューションです。
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