超音波流量計はIO-Linkにより様々な媒体の温度補償計測を実現
PCインターフェースにより、温度が変化しても媒体固有の体積流量の計測が可能
製薬産業でも、水処理でも、食品製造でも:化学プロセスで非導電性媒体が流れる場合、通常モニタリング用に超音波流量計が設置されます。モニタリングの場合、測定装置には短い応答時間と高い校正自由度が要求され、そうでなければ不正確な計量や不十分な繰り返し精度が発生します。KOBOLD Messring GmbH が新たに開発した小型電子機器 C3T0 を搭載したメンテナンスフリーの超音波流量計 DUK 型は、このような問題を解決します。現場でのプログラミングが可能なため、DUK は多様な媒体に対応し、産業横断的な使用に適しています。
あらゆる媒体の正確な計測
DUK シリーズの流量計は以前は水と水に似た媒体のニーズをカバーしていました。現在では、追加の媒体パラメータを組み込むことにより、実績のあるDUKは、電気伝導度がなくても、ほとんど全ての均質なニュートン媒体の体積流量測定に使用されています。例えば、脱塩水(脱イオン水)、混合比の異なる水-グリコール混合液、オイル、エタノールなどの脂肪族炭化水素など、超音波が通過可能な媒体であれば測定可能です。
これは DUK と新しいスマートエレクトロニクスを組み合わせることで可能になり、メディア固有のデータを含むファイルを PC からインポートして、その時点から使用することができます。また、対応する USB 接続の PC インターフェースも販売しています。関連ソフトウェア「Mediator Tool」は無償で提供されます。
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