飛散トラブルをストップ
フラックス飛散発生メカニズム
従来のソルダペーストでは、はんだ溶融後に多くの気泡やフラックス成分が排出されますが、
排出時にはんだやフラックス表面が弾け、フラックス飛散が大量に発生します。
S3X58-HF912はリフロー中、溶融はんだ表面にフラックス残渣が残り、ボイド排出時のフラックス飛散を大幅に軽減します。
飛散試験
S3X58-HF912は、従来品では、通常のリフロープロファイルではフラックス飛散が発生しやすく、
飛散低減のため予熱温度を高く調整する必要がありますが、当製品では、比較的低温プリヒート条件-Profile A でも
飛散の発生大幅に低減いたしました。
製品性能表
製品名 - S3X58-HF912
製品タイプ - ソルダーペースト
合金組成 - Sn 3.0Ag 0.5Cu
融点(℃) - 217-219
粒径(μm) - 20-38
粘度(Pa.s) - 190
フラックス含有量(%) - 11.5
ハライド含有量(%) - 0
フラックスタイプ - ROL0 (IPC J-STD-004A)