SDT スピニングドロップテンシオメータは、高精度で、特に広い範囲から非常に低い値までの界面張力を測定します。SDTは、その広い帯域幅、少量のサンプル量、前処理時の取り扱いが簡単なことから、エマルションや界面活性剤の品質管理や開発に最適なソリューションです。この装置は、ミニエマルションやマイクロエマルションの界面挙動の分析に特に適しており、例えば、強化油回収(EOR)や製薬・化粧品分野での使用に適しています。
アプリケーション
- エマルション、マイクロエマルションの開発
- 強化石油回収(EOR)における界面活性剤のフラッディング
- 医薬品・化粧品の製剤化
- 薬物のバイオアベイラビリティー
- 食品用エマルジョン
- 界面活性剤の研究
測定オプション
10-6mN/mから始まる極めて広い範囲での界面張力測定
ヴォネガットドロップ径法による解析
ヤングラプラスドロップ形状曲率法による解析
界面活性剤の動態を調べるための長期測定
温度に依存した分析
効率的で柔軟な温度制御
スピニングドロップテンシオメーターSDTを使用して分析を行う際に、プロセスや油層の実際の状態を再現できるように、理想的な温度設定を選択できるようにしました。内蔵された電気加熱ユニットは、目標温度を迅速かつ正確に設定し、温度を一定に保ち、サーモスタットを追加する必要がありません。精密な非接触型赤外線センサーが温度を測定し、液滴に非常に近い温度条件を中継します。
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