開発の経緯
前モデルの発売から数年経過し、経年劣化もあり、市場からは後継機種を望む声が広がっていました。その期待に応えるべく、国内主要入力業者との協業事業として、次世代ブックスキャナー製品の開発に着手しました。
国家事業である蔵書デジタル化事業仕様を満足する高画質で生産性高いブックスキャナーを上市し、社会に貢献することを目標とし、低価格CMOSカメラを用いた高速・高画質な画像処理、各種貴重書を傷めることなくページをめくる事ができるブッククレイドルを開発しました。
行政のデジタル化事業である国立国会図書館の蔵書デジタル化向けブックスキャナーとして約280台を販売し、デジタル化事業初年度に2,700万コマを超えるデジタル化に貢献しました。
現在も継続的に販売を続けており、累計販売台数は300台を超えました。今後も多くの需要が見込まれており、旭光に寄せられる大きな期待に応えられるような製品の開発・製造を継続して参ります。