PRIMES Cubeは固体レーザのパワー測定用に設計されています。加工領域において、レーザ出力はレーザ材料加工の結果を左右する重要なパラメータの一つです。出力の損失は加工部品の深刻な品質問題につながります。このため、レーザ出力は加工ゾーンまたはその近傍で直接測定する必要があります。
移動可能でコンパクトなパワープローブであるCubeは、加工ゾーンの加工ヘッドの真下でレーザーパワーを測定することができます。
PRIMES CubeとBluetooth接続することで、タブレットやAndroid™用スマートフォンなどのモバイル機器によるレーザー出力の便利なモニタリングが可能になります。Cubeに保存された測定値のグラフィック表示とバックアップの他に、測定シリーズのプリセットを定義し、Bluetooth接続を使用してCubeに転送することも可能です。
測定されたレーザー出力、パルス持続時間、パルスあたりのエネルギーは、モバイル機器にグラフィカルに表示することができます。さらに、PRIMES Cubeアプリで測定値の標準偏差評価が可能です。
PRIMES CubeアプリはGoogle Play Storeから無料でダウンロードできます。
熱量測定システムの吸収体にレーザーを短時間照射します。レーザーパルスの開始時と終了時の吸収体の温度差が測定されます。この温度上昇から、マイクロプロセッサーをベースとした電子回路がレーザー出力を高精度に計算することができる。吸収体がオーバーヒートした場合、レーザービームをオフにするためのインターロック信号が提供されます。この信号の使用を強くお勧めします。
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