Leica GR50 および GR30 基準局サーバーは、変化し続ける GNSS テクノロジーのニーズに対応します。用途に関わらず、すべての GNSS 基準局ネットワークは、今後長年にわたって24時間途絶えることなく高精度で信頼性の高いデータを提供します。GR50 および GR30 基準局サーバーは、スタンダードな基準局受信機以上の価値を提供します。
将来を見据えた GNSS パフォーマンス
用途に関わらず、高い要件をクリアし、困難な環境での作業も可能にします。最高のパフォーマンスと将来を見据えた設計で、GR30/GR50 は、GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、あるいは QZSS、 NavIC、SBAS555 などすべての GNSS 信号に対応します。
障害の脅威はなくなりました
無線周波数にとって困難な条件下でも、SmartTrack+ は継続的な GNSS 多周波による観測を可能にします。好ましい信号も好ましくない信号も、受信機が受信する周波数のパワースペクトルの情報が得られます。意図的または意図的ではない障害の発生源を簡単に識別して削除できます。
賢く、確実
GR50 および GR30 は、RTK、スタティックネットワーク、単基線局、フィールドキャンペーン、構造モニタリング、大気や地震の研究、およびオフショアポジショニング等をサポートします。基準局サーバーは、通信、電力供給、データロギング等、複数・同時に通信可能なインターフェースを搭載し、信頼性の高いオペレーションをお約束します。オンボードソフトウェア RefWorx は汎用性が高く、オプションでアプリとモジュール形式のハードウェアを選択することができます。これにより、ユーザーが必要なシステム、例えばマルチセッション RINEX データロギング、FTP サービス、複数の RTK クライアント接続、あるいは包括的な Ntrip (Caster、Server、Client) ソリューションなどを構築することができます。
サイトモニターおよび VADASE
人工および自然構造物の動き、およびリアルタイムの詳細な位置情報を科学者、研究者、エンジニアに提供します。アプリケーション特有のディファレンシャル RTK とネットワーク RTK ポジショニングモードを用意し、独自のニーズに合わせて使用できます:
基準局 - 固定基準局のピラー/アンテナの安定性をモニタリング
モニタリング - ダム、橋梁などの重要な施設、あるいは地滑りなど危険な地域の安定性をモニタリング
ネットワーク RTK - 移動局上での位置計算により RTK とネットワーク補正サービスのパフォーマンスを解析
Leica VADASE は地震のような自然災害の際に起こる素早い動きの瞬間情報を自律的に提供します。
完全・簡単なコントロールと安全性
ユーザーフレンドリーで包括的なウェブインターフェース RefWorx により、初心者も経験豊富なプロフェッショナルも完全にそして簡単に GNSS パフォーマンスを制御することができます。ウィザードの手順に沿って入力していけば複雑なタスクも簡単に設定することができ、少しの手間で最大限のメリットが得られます - 自動ファームウェア更新、プラグアンドプレイ接続、E メールによる自動イベント通知、あるいは SNMP サポートなどです。HTTPs と SSL 暗号化機能、また、ファイヤウォールにより、上級ユーザーのアクセスは高いセキュリティで管理されています。
Leica Spider ファミリー
カスタマイズ可能な RTK サービスを提供するソフトウェア Leica Spider にとって、基準局サーバーは必要不可欠です。これらのプログラムを併せて使用することでネットワーク RTK およびモニタリングはさらにフレキシブルで広範囲のアプリケーションに対応し、同時に手間の少ないオペレーションを実現します。