偏光顕微鏡は、複屈折物質の光学的性質を観察するため、金属顕微鏡に偏光レンズや偏光板などを組み合わせた顕微鏡です。
岩石・鉱物はもちろん、ガラス、プラスチック、ポリマー、医薬品やその原材料、織物および繊維などの観察・分析に最適です。
アプリケーションに応じて、3つのモデルから最適な機種を選択いただけます。
› ライカ DM4 P:電動制御モデル
› ライカ DM2700 P:マニュアルモデル
› ライカ DM750 P:大学その他における教育向け
正確な結果
難しいと言われている偏光観察は、シンプルなステップで最適な結果を得ることが重要です。
• - 光学歪のない光学系を採用し、鮮明な観察像
• - 最新のLED照明により、明るく照明ムラのない、一定の色温度を提供
• - 回転心出し機構付回転ステージによる、効率的な偏光観察
• - ベルトラン絞りの採用により、シャープなコノスコープ像が観察
最新のLED照明
光源はLED採用によりランプ交換などのメンテナンスは不要。25,000時間の長寿命を確保します:
• - 輝度を変えて色温度は4500Kで一定のため、色調の変化なし
• - 高輝度で低消費電力
• - 省エネルギー推進、環境への負担低減
• - 熱をほとんど発生せず、試料にも優しい
• - 冷却のためのファンがなく、静音
高性能・電動制御モデル: Leica DM4 P
フル・セミ電動制御タイプの、システム偏光顕微鏡です。オルソスコープ、コノスコープ観察に対応、豊富なアクセサリとの組み合わせで高度な偏光観察、測定が可能です。
再現性ある観察
• - 倍率を変更しても明るさ、コントラストを自動調整
• - 対物レンズ情報読取り(コーディング)で、倍率に応じて自動でキャリブレーション取得。いつも正しい測定ができます。
特長
• - 視野数は25で、広い範囲が一度に観察可能
• - 光学歪のない高い光学性能と、高度な偏光性能を提供する、豊富なアクセサリ
幅広い拡大観察をカバー
センタリング式 6 穴対物レボルバでダイナミックな観察が可能。
• - 2.5xマクロレンズで試料の全体像を確認
• - 63x対物レンズで微細構造の詳細観察
• - 100x対物レンズで粒界構造の観察