ADS Classic搭載エンコーダは、状態の自己診断を行います。発生する恐れのある異常を事前に警告するため、予防保全が可能となり、予期していない生産ラインの停止を回避出来ます。
深刻な異常が検出された場合、エンコーダは、オペレーターに自動で信号を送ります。オペレーターは、ADS Classicソフトウェアを使用して、エンコーダと通信を行い、異常発生時の周波数や内部温度、回転速度等の情報を得ることが出来ます。これらのデータをもとに、エンコーダの外部にある異常の発生源を突き止めることが出来ます。一般的に、エンコーダ故障の原因は、モータへの取付不良やモータ軸の振れによりベアリングの摩耗が多いです。エンコーダの故障は、生産ライン全体に影響を及ぼすため、確実な予防保全を実施することが、トータルで、お客様の利益に結びつきます。
ADS Classicは、ヘビーデューティ800シリーズ インクリメンタルロータリエンコーダのオプション機能です。