プログラム式回転速度モニター
通常、鉄鋼業やクレーンにおけるようなヘビーデューティーな用途では、オーバースピードの兆候を知るために、インクリメンタルエンコーダの信号を別付けのリレー出力で補完する必要があります。この方法は、モーターや機械を故障から保護するために広く使用されています。これによって、機械の静止や高額な生産ロスを回避することができます。
臨界回転速度限界は、モーターのタイプの厳密な仕様および用途によって異なります。そのため、同じ工場内でも、駆動装置によって異なる回転速度限界の設定が必要となる場合があります。これが、Leine Lindeのプログラム式スピードスイッチソリューション、Overspeedが重宝される理由の一つです。
フレキシブルな回転数域0~6000 rpm
Overspeedはプログラミングが可能な回転速度監視システムで、即時にアラーム表示が行える異なる4つのリレースイッチを特徴としています。使いやすい同梱のソフトウェアを使用して、過剰回転数、不足回転数、静止、方向など、ユーザー独自の数値を設定します。
0~6000 rpmという回転数域をカバーすることから、Leine Lindeのソリューションは非常に高い融通性を提供します。プログラミング可能であるため、特定の用途に合わせて設定することで、同じユニットを異なる設備に使用することができます。
Overspeedは、オプションとして800シリーズまたは1000シリーズのエンコーダに組み込むことができます。また、独立したモジュールユニットとして、Overspeed Moduleもご利用いただけます。プログラミングは同梱のPCソフトウェアからUSBを介して行います。