過負荷監視継電器 777 series

電圧電流欠相

777ユニットは完全にプログラム可能な電子式過負荷リレーで、2～800全負荷A（90A以上は外部CTが必要）を引くモータを保護するように設計されています。777（製品ファミリー）は、3相、AC200～480Vのアプリケーションに使用され、その他の電圧範囲や特殊なアプリケーション用にいくつかの専用ユニットがあります。一般的なアプリケーションには、コンベアシステム、HVAC機器、のこぎり、グラインダー、ファンモーター、およびほとんどすべてのポンプアプリケーションが含まれます。ユニークなアプリケーションとしては、サブコントロール*を搭載したフランクリン水中モータを使用してモータの高温を検出するものや、高速リニアトリップが必要なアプリケーションなどがあります。 すべての過負荷リレーは、過負荷、電圧、位相損失と反転、電圧と電流のアンバランス、電力監視、および電流に基づく低負荷のすべてを1つのパッケージに統合することにより、卓越した保護を提供します。スタンドアロン・アプリケーションの場合、ユニットには3桁のLEDディスプレイが内蔵されており、プログラミング、リアルタイムの動作情報の提供、故障状態のトラブルシューティングに役立つ診断コードの表示などに使用されます。また、Modbus、DeviceNet*、Profibus、またはEthernetネットワークを形成するために、777アクセサリ・セクションに記載されている通信モジュールと使用できる通信ネットワーク・ポートも備えています。最大99台のユニットをPC、PLC、またはSCADAシステムから遠隔監視・制御し、オプションのSolutionsソフトウェアを使ってPCからデータ・ロギングすることができます。この機能により、アーク放電安全性の新しい要件を満たすシンプルでコスト効率の高い方法が可能になります。