MultiEdge T90 PRO4とPRO8は、鋼と鋳鉄の荒加工と半仕上げ加工用に設計されたタンジェンシャルインサート付きのモジュール式フライスシステムです。このプログラムは、直径50~160mmの範囲のカッター本体と、鋼(ISO-P材)や鋳鉄(ISO-K材)、さらにはステンレス鋼(ISO-M材)の加工用に最大11.5mmまでの切り込み深さを持つ割出式インサートをカバーしています。
◼ 接線設置による工程安全性
インサートの接線方向の取り付け位置には、いくつかの特徴があります。インサートシート内では、支持面とクランプ力の関係が良好であるため、最大限の安定性が得られます。このようにして、高い材料除去率でも非常に信頼性の高いプロセスが保証されます。
◼ チッピングの良さによる収益性
固体の割出装置は、優れた切削性能と低消費電力を実現する正のすくい角を持っています。これにより、単一の刃先の工具寿命を大幅に伸ばすことができます。これは、工具コストに直接かつポジティブな影響を与えます。
◼ サイクルタイム短縮によるコスト削減
工具径と歯数の比率を組み合わせることで、高い送り速度と膨大な材料除去率を実現することができます。このようにして、加工工程全体のサイクルタイムを最小限に抑えることができ、これにより、加工全体のコストや部品あたりのコストを大幅に削減することができます。
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