チーズの形状、乾物量、最終重量に大きな影響を与えるのがモールド(型)です。そのため、アルプマはチーズモールドの開発を重要視しています。正しい型を見つけるには、現場での集中的な試行が唯一の方法であることも少なくありません。
穴や溝の位置と排水性が重要です。コンマ数ミリの違いで、大きな差が生まれます。食品用プラスチックを使用することで、さまざまな可能性が広がります。従来の金型を改良して、ロゴ入りの新しい商品として販売することも可能です。
アルプマのモールドは特殊な構造をしているため、下の段の水切りチーズは、上の段のチーズから滴り落ちるホエーの影響をほとんど受けません。モールドは簡単に積み重ねることができます。特殊なセンタリング装置により、非常に高い位置のスタックでも安定した状態を保つことができます。
積み重ねによって生まれる煙突効果で、安定した気候を実現します。モールドのベースは上も下も同じ構造になっており、チーズが回転する間、排水の状態が変わらないようになっています。
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