A) 高温時のバックラッシュを自動復帰させる
内輪と外輪にヘリカルスプリング形状を採用し、温度変化に対してアキシアル方向とラジアル方向に柔軟性があるため、安定したバックラッシュを維持でき、高温での使用時にもロックされることがありません。
B) 耐衝撃性
ヘリカルスプリング形状の内輪と外輪を高温で焼入れ・焼戻し・改質したもので、剛性が高く安定している。
C) 自己潤滑性
内輪、外輪、スパイラルローラーに形成されたヘリカル溝は、グリースや汚れを貯めることができるため、軸受は潤滑状態を向上させ、自浄作用を発揮することができる。そのため、軸受の寿命が長くなる。
D)曲げ歪みに対する良好な性能の維持
スプリングでできた内輪と外輪により、この軸受は柔軟性を持っています。また、内輪と外輪の間にはすきまがあります。そのため、曲げ変形に対しても良好な性能を維持することができる。
このため、高温で使用されるタンデムミルやトランスミッションに適している。
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