ボアホール地震用3次元センサーは、ダウンホールおよびクロスホール調査に使用できます。ボアホール地震調査用S3センサーは、3つの直交軸x,y,zに対応する3つのジオフォンで構成され、地震計への接続ケーブルが接続されるステンレススチール製の円筒形ケース内に設置されます。使用される特殊なケーブルはメートル単位で、センサーと地震計を電気的に接続するための多極ケーブル、センサーを穴の中でしっかりと吊り下げるためのスチールケーブル、センサーを穴の壁に固定するための空気圧システムを管理するためのエアホースが内蔵されています。センサーの使用方法は簡単で、付属のポンプを接続し、センサー前面パネルの圧力インジケーターで圧力を2バールに調整するだけです。タイヤアンカーシステムにより、センサーは軽量で持ち運びが容易で、センサーと孔壁との最適な結合を実現します。空気圧システムによる特殊なクランプ方法により、重くかさばるバッテリーを現場に持ち運ぶ必要がなく、また故障や不具合が発生した場合でも、常にボーリング孔からセンサーを回収することが可能なため、センサーを紛失するリスクを永久的に排除できるという利点があります。S6モデルもあります。これは2つのS3ボアホールセンサーを通常1mの距離に設置し、同じケーブルに取り付けたものです。
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