一台の機械で多様な材質を効率良く加工できる能力が、強い競争力を生み出します。
半導体製造装置などのアルミ材、航空機部品などの難削材、金型のスチール材、そしてステンレスや鋳物など様々なワークを加工可能です。
主軸
軸構成
懐の深さ
高速高精度
旋削
頑丈な箱形鋳物により本体の剛性を確保しています。全軸すべり案内面で送り速度は 25,000mm/minです。移動する構造物の軽量化により高速送りが可能となりました。
摺動面の摩擦力制御技術と送り軸の高応答サーボ技術により、加工振動を能動的に減衰させることで、切削状態を安定させるアクティブダンプニング機能。切りくず排出量と工具の寿命を向上させます。
高圧大流量スルースピンドルクーラントにより切削点を潤滑して、工具刃先への切りくずの溶着と熱的な損傷を抑えることが可能です。
最大傾斜角155度のA軸など、独自の機械構造により、大物ワークに対する接近性が確保されます。
T1に搭載される12,000min-1主軸は、様々な被削材に対応する性能を備えています。 低速域でのトルク特性(最大1,000Nm)は、チタン合金やインコネルなどの難削材の加工に有効です。また、56kWの高出力を誇る主軸は、アルミ合金の高能率加工を実現します。
割出し5軸加工の面品位を向上させる「金型加工仕様」もオプションで用意しています。