マルバーンのOmniSECは、クロマトグラフィー、検出器、ソフトウェアで構成されたゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)/サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)システムです。 サンプル分離モジュールOmniSEC Resolve、マルチ検出器モジュールOmniSEC Reveal、およびGPC/SEC解析用OmniSECソフトウェアが含まれています。
OmniSECは、マルバーンの経験と知識を基に開発された、最も高い感度と精度で合成および天然ポリマーとタンパク質の特性評価を実行するマルチ検出器GPC/SECシステムです。
OmniSEC Resolveは、ポンプ、デガッサー、オートサンプラー、カラムオーブンを1台のユニットに内蔵しています。
OmniSEC Revealは、最先端のGPC/SECマルチ検出器で、屈折率、UV/Vis吸光度、光散乱、および固有粘度検出器を備えています。
OmniSEC Resolveでは、最適化されたイソクラティックポンプと脱気効率の向上したデガッサーにより、きわめて優れた流速安定性を実現し、すべての検出器のベースラインノイズを低減します。
OmniSEC Resolveの内蔵カラムオーブンは、最高温度65°Cまで加温可能で、安定した分離温度を維持します。
ゼロ注入量オーバーヘッドモードを備えたオートサンプラーにより、貴重な試料を無駄にせずに済みます。また、デリケートな試料を4°Cまで冷却し、凝集や劣化を防ぐことができます。
OmniSEC Revealの光散乱検出器は、最も感度の高い測定機能であり、200 Daの分子量、または100 ngの注入質量でも測定出来ます。
OmniSEC Revealの自動平衡機能付き粘度検出器には、ユーザが交換可能なキャピラリーがあります。これにより、粘度検出器が堅牢かつ便利なものになります。
複数の検出器のデータを組み合わせ、流体力学的半径(Rh)、回転半径(Rg)、Mark-Houwinkパラメータを計算します。