イプシロン 1 ULSは理想的な分析ソリューションです。工場で事前にキャリブレーションされた当社の装置は、ISO 13032およびASTM D4294、ISO 20847、ISO 8754、IP496、IP336、JIS K2541-4など、硫黄関連の国際的テスト方法に準拠した、燃料中の低硫黄含有量を分析にすぐに役立つソリューションです。
イプシロン 1 ULSは、サンプル調製を最小限に抑え、ヘリウムを必要とせずに、硫黄と塩素5 ppmから正確で精密なデータを提供します。これにより、総ランニングコストを最小限に抑えることができます。
概要
イプシロン1は、自動車燃料中の超低硫黄の分析用に事前キャリブレーションされた、高品質ベンチトップX線蛍光装置です。最も厳格なものを含む、最新の国際的テスト方法に完全に準拠しています。ISO 13032。硫黄の再現性テストの結果は、この基準で設定された制限値内に十分収まっています。
原油中の塩素の微量分析をお考えですか?これは、イプシロン 1 ULS装置の、別の事前キャリブレーションオプションとしてご用意しています。
特長と利点
硫黄および塩素に対する最大限の感度を実現
マルバーン・パナリティカルが特別に設計、製造した新しい薄型ウィンドウのバナジウム陽極X線管は、高い感度と最高品質の測定を保証します。アノード材質としてバナジウムを選択することは、XRFスペクトルで起こりうるラインオーバーラップが干渉することなく、硫黄や塩素を定量化するのに最適であり、信頼度の高い正確な結果を得ることができます。
また、触媒を保護するために必要なレベルでバナジウムとニッケルの分析が可能です。
ヘリウムガス不要
Epsilon 1は、サンプル調製とランニングコストを最小限に抑えながら、正確で精密なデータを提供します。励起および検出コンポーネントの感度が高いため、ヘリウムガスが無くても、ISO 13032に準拠した測定結果を得ることができます。装置の空気圧・温度センサは、高度なソフトウェアアルゴリズムと組み合わせることで、すべての測定結果が環境条件に左右されずに安定していることを確認します。これにより、総ランニングコストを最小限に抑えることができます。