オリアゴムファブリックスプリングは、ゴムと布を組み合わせた防振材で、中央には固定用の穴が開いています。
ゴムスプリングは、ゴムの特性により振動を抑えることができるため、古くから使用されてきました。オリアゴム&ファブリックスプリングは、中央に空洞を持つソリッドゴムのコアとファブリックで補強されたボディで構成されており、振動を遮断しながら大きな荷重を支えることができます。
強化エラストマーばねは、鋼製コイルばねの代替として使用され、荷重が変化しても固有振動数がほぼ一定であること、腐食環境での耐久性が高いこと、ばねをよりコンパクトにすることでノイズ低減効果が高いことが特徴です。
ゴムと布のスプリングの推奨使用温度範囲は-40ºC~+75ºCです。
ラバーファブリックスプリングの特長と効果
優れた防振性能。固有振動数が低いため、13〜20Hzの範囲の外乱周波数に対して優れたアイソレーションを実現します。
変動する荷重に対応した安定したアイソレーションバネレートが可変であるため、変動する荷重に対してほぼ一定の荷重をかけることができ、安定した防振が可能です。
コンパクト設計:布を使用することで、円筒形状を維持したまま、より大きな荷重に耐えることができるようになりました。そのため、同程度の荷重を持つゴムバネや鋼製コイルバネに比べ、一般的な寸法を小さくすることができます。
騒音低減効果:鋼製コイルスプリングに比べ、振動による騒音の伝達を低減することができます。
耐腐食性:ゴムと布から作られたスプリングは、腐食性の高い環境下でも効果的で長持ちします。
---