染料インクと顔料インク両方をサポートする市場初のハイブリッドインク回路により、電線やケーブル、パイプなどの押出成形品のコーディングにおいて柔軟なカスタマイズが可能となり、優れたトレーサビリティを提供します。
Markem Imaje 9750 Eシリーズは、電線やケーブル、パイプなどの押出成形製品のコーディングに必要な機能をすべて提供できるよう設計されています。9750 Eシリーズは、あらゆる条件下で、PEをはじめとするあらゆる素材に対しても印字の耐久性と速乾性を両立すると同時に、転写のない標準的な染料インクによるマーキングおよび顔料インクによる高コントラストの印字を実現し、コスト、持続可能性、そしてインダストリー4.0の目標達成をサポートします。
お客様の課題
コンプライアンスとトレーサビリティを確保し、生産時と流通時両方の厳しい要件に応える複雑なコードを印字するためには、信頼性の高い連続式インクジェットプリンターが不可欠です。
また製造現場では、製造現場では、染料インクによる標準的な印字および顔料インクを使用する高コントラストの印字の両方が行われています。この場合、2種類のプリンターが必要になり、それに応じて操作トレーニングやスペアパーツの用意も2種類分必要です。
電線への高速なコーディングでは、コードがアコーディオン状に伸びてしまうことがあります。
電線、ケーブル、パイプなどの印字に使用する産業用連続式インクジェットプリンターには、優れた信頼性と効率性、持続可能性の改善、そしてTCOの最適化が求められます。さらに、デジタル化が急速に進む今日では、日々のオペレーションの簡素化のみならず様々な色の押出成形製品へのコーディングに対応する高度な柔軟性も不可欠です。
マーケム・イマージュの ソリューション
最先端の手法による綿密な設計とテストを経て誕生したMarkem Imaje 9750 Eシリーズは、あらゆるものがネットワークに接続する今日の環境において、アップタイムの最大化、メンテナンス負荷の軽減、そして日常のオペレーションをシンプルにする革新的なテクノロジーを提供します。 トレーサビリティを提供する明瞭でカスタマイズも可能なコード、チムニー印字やDIN印字モデルなどのシャープなロゴや文字などの幅広いコーディングに対応します。
Intelli’Design®のプロセスとMEKフリーインクにより、利用モードに応じて消耗品の消費量とVOC(揮発性有機化合物)の排出を40~60%削減し、安全性とTCOを改善します。CSMモードでは、MEKベースインクの場合でもVOCおよび廃棄物を最大35%削減します。Markem Imaje 9750 Eシリーズは、この環境対策を初めて実現したCIJで、マーケム・イマージュは現在もこのレベルの削減を実現できる数少ないサプライヤーの1つです。