大量イオンによる高速の除電で、『時短』に貢献
エアレス(無風)」や「微風」の除電にも対応した多機能タイプ。
特長
『無風(エアレス)』『微風』『高速』のあらゆる除電で、多様なアプリケーションに対応。
ER-Xシリーズでは、圧縮エアを用いた『微風』、『高速』の除電はもちろん、圧縮エアを必要としない『エアレス(無風)』の除電にも対応。
さらに、2ヘッド接続も可能ですので様々なアプリケーションの除電にご使用になれます。
『無風(エアレス)』『微風』『高速』のあらゆる除電で、多様なアプリケーションに対応。
エア+大量イオンの放出で除電時間を短縮!
イオンを大量に放出することで、除電時間を短縮することができます。電子ペーパーや薄膜系太陽電池など、除電スピードがタクトタイムの生産性向上に直結するアプリケーションに最適です。
ラミネートフィルムのバタツキ、微小部品の飛散の心配なし!
従来機種ではできなかった0.05MPa未満のエアでも除電が可能です。エアによるホコリの拡散がほとんどなく、ワークのバタツキや飛びの心配もないため、ラミネートフィルム、微小部品、クリーン度の高さが要求されるFPD(モバイルパネル)といったアプリケーションの除電に最適です。
パルスAC方式で高速の除電を実現
1本の放電針に"+"と"-"の電圧を交互に加えるパルスAC方式を採用。イオン生成量が多く、大量のイオンを放出できるため、短時間での除電を可能にします。
パルス周波数は、近距離・移動ワーク除電用の100Hzから、長距離や空間を除電する1Hzまで、アプリケーションに合わせて8段階で設定することができます。
イオンバランス自動制御機能を装備
環境の変化により変動するイオン発生量をセンシングし、その変化量をフィードバックすることで設定されたイオンバランスを保つように自動制御します。
超小型スリムヘッド
放電部の構造を徹底的に見直すことで、高速の除電※1と省メンテナンス性※2を両立させた超小型スリムヘッドを実現しました。
これまでスペースがなくて静電気対策ができなかった装置への組み込みや、後付けでの設置が可能です。
※1:パルスAC方式、エア配管内蔵(最大圧0.5MPa)
※2:放電針エアバリア構造、一括清掃・交換構造
超小型スリムヘッド
前面フラット形状で清掃がラク
前面フラット形状のため、ミゾに沿ってブラッシングするだけで、放電針やエア吹出口の清掃を一括で行なうことができます。