三菱商事のIT関連子会社であるMCE(ホームページ)は、自動化システムの監視用ソフトウェア、機械加工工程を支援するサービス、生産設備の統合化などを手がけています。
MCMは設立以来、生産設備と監視ソフトウェアの相乗効果によってもたらされる利点を生かし、情報技術の役割を不可欠なものと認識してきました。MCEは、この目的のために設立されました。
MCEは、jFMXスイートのモジュールで構成された数多くのソフトウェアサービスを提供しています。jFMXのアーキテクチャは、複雑化するプラントと情報を管理できるよう、さまざまなレベルで構成されています。基本的なレベルでは、スタンドアロンマシンをNCと統合し、その管理と運用を改善することが可能です。追加レベルでは、FMSシステムの自動化を異なる統合された機械(主にMCMプラントですが、それだけに限りません)と連携させることが可能です。上級レベルでは、異なる技術で動作する機械による複雑なシステムを管理することが可能であり、工場全体の調整と集中管理まで行うことができます。
このソフトウェアは、すべてのリソース(機械、工具、パレット、設備)を企業のERPシステムと統合して管理するために、CNCとプロセスエンジニアリング部門、CAD/CAMツール、生産データに関するものを統合し、技術データに関する情報の流れを自動化することができます。さらに、jFMXはツールルーム、品質管理システム、メンテナンス管理システムに向けた情報の流れの統合を可能にします。
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