MCC 172は、加速度センサやマイクロホンなどのIEPEセンサから音や振動の計測を行うための2チャンネルDAQ HATです。1台のRaspberry Piに最大8台のMCC HATをスタックすることができ、異なる信号タイプの多チャンネル多機能ソリューションを構築することができます。
すべてのMCC DAQ HATには、使いやすいC/C++®およびPython™のオープンソースライブラリとサンプルが含まれており、信頼性と品質の高い計測を迅速に行うことができます。
Raspberry Piインターフェース
MCC 172のヘッダは、ユーザが提供するRaspberry Piの40ピン汎用I/O(GPIO)コネクタに差し込むことができます。MCC 172は、40ピンGPIOコネクタを備えたすべてのRaspberry Piモデルで使用できるようテストされています。
HATの構成
HATの設定パラメータはオンボードEEPROMに格納されており、HATを接続するとRaspberry Piが自動的にGPIOピンを設定することができます。
スタック可能なHAT
アナログ入力24ビット差動アナログ入力2系統を搭載し、同時に最大51.2kS/sのデータを取り込むことができます。IEPE励磁電流のON/OFFが可能です。
各チャネルには専用のA/Dコンバータを搭載しています。2つのADCは同じクロックを共有し、同期して変換を開始するため、同期したデータを得ることができます。
複数のHATの同期化複数のMCC 172 HATを1つのサンプリング・クロックに同期させることができます。クロックは、51.2kS/sから200S/sまでのサンプリング・レートをプログラム可能です。
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