電圧データ取り込みシステム MCC 118

アナログ入力高速度

MCC 118 DAQ HATは、Raspberry Piベースのデータ収集/データロガーシステム向けに、8チャンネルのアナログ電圧測定を提供します。MCC 118の最大データレートは、1ボードあたり100 kS/sで、シングルポイントまたは波形の電圧測定が可能です。最大8台のMCC 118デバイスをスタックすることができ、最大64チャネルのデータと最大320 kS/sのスループットを提供します。 すべてのMCC DAQ HATは、使いやすいC/C++®およびPython™のオープンソースライブラリとサンプルを提供し、信頼性と品質の高い測定を迅速に行えるようにします。 MCC 118は、現在市場で最も人気のあるシングルボードコンピュータであるRaspberry Pi用に設計された電圧HAT（Hardware Attached on Top）ボードです。HATは、Raspberry Pi HAT仕様に準拠した40W GPIO（汎用入出力）コネクタ付きのアドオンボードで、電圧測定用に8つのシングルエンド（SE）アナログ入力を備えています。1台のRaspberry Piに最大8個のMCC HATをスタックすることができます。 Raspberry Piインターフェース MCC 118のヘッダーは、ユーザが提供するRaspberry Piの40ピン汎用I/O（GPIO）コネクタに差し込むことができます。MCC 118は、40ピンのGPIOコネクタを持つすべてのRaspberry Piモデルで使用できるようテストされています。 HATの設定 HATの設定パラメータをEEPROMに格納し、HAT接続時にRaspberry Piが自動的にGPIOピンを設定することができます。 スタック可能なHAT 1台のRaspberry Piに最大8枚のMCC HATをスタックすることができます。外部クロックとトリガー入力のオプションにより、複数のHATを同期させることができます。 アナログ入力MCC 118は、8つの12ビットSEアナログ入力を備えています。アナログ入力範囲は±10V固定です。