モデルM151は、120 Aまでの安定した大電流校正器です。基本精度は275 ppmです。模擬増幅器モードで動作し、あらゆる多機能校正器の電流レンジを拡大することができます。入力信号に対して、振幅だけでなく周波数や位相も同期させることができるので、パワー・メーターの校正に適しています。電流端子はケース(保護アース)に対して最大450Vpkまで絶縁されています。M151は、独自の再校正手順を持つ高度な測定器です。この手順により、フロントパネルから直接偏差を調整することができます。校正器は、アンプメータのパラメータをチェックするために設計されています。電流コイルを使用すると、クランプメーターの校正にも使用できます。
RS-232およびGPIBインターフェースにより、校正器のリモートコントロールや、SWパッケージCALIBER/WinQbaseを使用した自動校正の時間短縮が可能です。
仕様
DC電流:8 mA - 120 A (± 250 ppm / 年)
3000 A(151-25電流コイル使用時
AC電流:8 mA - 120 A、15 Hz - 1 kHz(± 250 ppm/年)
3000 A、151-25 電流コイル使用時
プロセスマルチメーター
DC電圧:0~20V(±100ppm/年) AC電圧:1~20V(±100ppm/年
AC電圧:1~20V(±200ppm/年)
DC電流:0~200mA(±100ppm/年) AC電流:10~200mA(±100ppm/年
AC電流:10~200mA(±200ppm/年)
周波数:1Hz~10kHz(±50ppm/年)
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