- 適応性が高く、コンパクトで持ち運びが可能なため、手の届きにくいスイッチギヤや変電所でも使用可能
- 8μFという高い試験容量により、長いケーブルの試験も可能
- 最新のPD測定技術:ライブ評価、ローカライズ、結果表示
- 200 kVと300 kVのモデルがあり、その他の電圧レベルもご要望に応じて対応可能
- 多機能:ケーブル耐圧試験とPD診断が1つのシステムで可能
- IEC 60840およびIEEE 400.4に準拠した正確な監視付き試運転が可能
HV DACシリーズの試験・診断システムは、品質管理の一環として新設の高圧(HV)ケーブルの敷設後試験や、修理・使用済みのHVケーブルの状態評価用に設計されています。このシリーズには、最大132 kVのケーブルを試験する200 kVと、最大230 kVのケーブルを試験する300 kVの2つのモデルが用意されています。
このテストセットの主な利点は、試験可能な容量に対してコンパクトであることです。この可搬型ユニットでは、最大32 kmの長さのケーブルを試験することができます。さらに、変電所でのセットアップも簡単で、大型トラックで共振試験セットを使用する場合と比較して、道路封鎖の必要もありません。このように設置時間が短いため、天候の変化にも素早く対応することが可能です。また、重量が軽いため、道路事情に左右されることもありません。空輸も問題なく、輸送時間を最小限に抑え、システムの利用効率を最大限に高めることができます。
テストセットには部分放電(PD)検出器が内蔵されており、ケーブルの施工品質や状態を監視することができます。
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