DIO021Eは、デジタル入力8点、デジタル出力2点、アナログ入力4点を備えたリモートI/Oで、イーサネット・インターフェースを介して制御されます。すべてのデジタル入力は、PWMまたはイベント・カウンタとして使用できます。2つのデジタル出力は絶縁されており、双方向の電流フローが可能です。アナログ入力は、電圧(±10V)、電流(±20mA)、抵抗測定(10Ω~5kΩ)に使用できます。デジタルおよびアナログのすべてのI/Oチャンネルは、内部ロジックおよびイーサネット・インターフェイスから電気的に絶縁されています。
さらに、I/Oモジュールは、シリアル・インターフェース(RS232/422/485)、コマンドライン・インターフェースにアクセスするためのメンテナンス・ポート、I2C、SPI、1-Wire通信用の拡張ポート、および7つのCODE入力を備えています。CODE入力は、インデックスを生成するために使用でき、アプリケーションによる地理的アドレス指定を可能にします。
duagonによって設計された統合イーサネット・コントローラーは、ハードウェアによる優先順位付けと超低ジッターを特徴としています。Ethernetインターフェースは、EtherNet/IP - CIP、IPTCom、TRDPなど、様々なリアルタイム通信スタックをサポートしています。リアルタイム・プロトコルはduagon独自のUDPスタックをベースに構築されており、プロセス・データの優先順位付けによりメッセージの待ち時間を短縮することができます。
さらに、イーサネットインターフェイスはIEEE 802.3に準拠し、オートネゴシエーション、オートMDI-X、半二重および全二重をサポートします。
DIO021Eは安全なウェブフロントエンド(HTTPS)を提供し、診断目的やファームウェアアップデートのアップロードと実行に使用できます。
DIO021E上で動作するアプリケーションは、一般的に顧客によって開発されます。duagonは、顧客固有のアプリケーションを実装するために必要な開発ライブラリを含むビルド環境を提供します。
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