鉄道運行上、走行速度を上昇させる位は、レールの状態管理を強化することが必要となります。レールの摩耗状況を知っておくことは必須で、それが鉄道インフラの安全面のカギとなるといっても過言ではありません。
レールの頭部幅や大半径などの重要な測定に加えて、基準値と比較することで、上面と側面の摩耗を判断することができます。レールの頭部断面を測定し、水平摩耗パラメータと垂直摩耗パラメータの両方を計算することも可能となっています。
フルレールプロファイル
フルレールプロファイルは慣性または正矢法ベースの路線形状一体化しています。フルレールプロファイルでは、最先端のレーザーとビデオカメラ技術を採用し、走行中のレールの摩耗状態とプロファイルの状態を正確に、また即座に報告することが可能となっています。このカメラは、レールの基底部/横部から、上部葉面に至るまでの全体的な断面図を捉え、わかりやすく正確なレール測定を可能にし、パラメーターで演算された軌道の情報への機能的な統合を可能にします。